月別アーカイブ: 2016年11月

印鑑の基礎


印鑑は、実印、銀行印、認印等と区分して呼ばれています。それぞれの印鑑には印材や文字等の規定区分が存在するわけではなく、個人がその様に区分して登録、使用しているに過ぎません。ただ印材に関しては、実印や銀行印はもちろんの事、認印であっても印影が変化する可能性のあるゴム印は使用できる範囲が限られています。
宅配便などの受け取りなどでは、ゴム印を応用したXスタンパー(通称シャチハタ)の使用は認められていますが、役所への届出書類、会社での各種手続き等では朱肉を使用する印鑑が必要とされています。

朱肉印が求められる認印は、一般的には機械彫りのいわゆる3文判を使用しているケースが一般的ですが、民法上は実印と同じ効力を持つため、実印を求められない場合であっても、重要な書類に押印する印鑑は、銀行印並みにできれば手彫りの物を用意し、機械彫りの3文判と使い分けるようにするのも1つの知恵と言えるでしょう。

印鑑は、銀行に届ければ銀行印となり、役所に印鑑登録すれば実印となり、先に記載したように高価な印鑑である必要は必ずしもありません。しかし、押印するという行為は様々な事柄に関して自分が承諾した事を示す場合が多く、その押印目的の重要度に応じて、実印や銀行印や重要書類に押す認印はやはり少し高くても良いものを誂える方が良いでしょう。
それは、手彫りの高価な印鑑を使う事で、印鑑の偽造を防ぐ効果と共に、印鑑を疎かに扱わず、押印する事の重要性を認識し、その内容などを慎重に判断する事と繋がるからです。